トップ
>
老来
ふりがな文庫
“老来”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おいらく
50.0%
ろうらい
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おいらく
(逆引き)
香煙と法衣とより離れて、わが殿中の一隅
金薄
(
きんぱく
)
の
脱落
(
はげお
)
ちたこの一室に来れば、ずつと気やすく神と語ることが出来る。こゝへ来ては、腕を支へられずに、わが
老来
(
おいらく
)
を思ふのである。
法王の祈祷
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
老来
(
おいらく
)
の、炬燵に眠りたまへる母上よ。
雪
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
老来(おいらく)の例文をもっと
(2作品)
見る
ろうらい
(逆引き)
彼は
老来
(
ろうらい
)
耳が遠くなっていたので二人のあいだではあまり話は換わされなかったが、彼はときどき讃美歌を小声で口ずさんだ。それはわたしの黙想と善く調和した。
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
老来
(
ろうらい
)
量を節してはいても、もと/\
下地
(
したじ
)
は好きな方で、過せばいくらでも過せる国経は、今宵は自分が主人役として容易ならぬ人を迎え、
粗相
(
そゝう
)
があってはならぬと思うところから
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
老来(ろうらい)の例文をもっと
(2作品)
見る
“老来”の意味
《名詞》
年齢を重ねること。老年。
《形容動詞》
年をとってこのかた。
(出典:Wiktionary)
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
“老”で始まる語句
老
老人
老爺
老婆
老耄
老舗
老獪
老母
老婢
老女
“老来”のふりがなが多い著者
ヘンリー・デイビッド・ソロー
マルセル・シュウォッブ
高祖保
谷崎潤一郎