“羽瓣(はね)” の例文
小供の葬式が来(き)た。羽織を着(き)た男がたつた二人(ふたり)着(つ)いてゐる。小(ち)さい棺は真白な布(ぬの)で巻(ま)いてある。其傍(そば)に奇麗な風車(かざぐるま)を結(ゆ)ひ付けた。車(くるま)がしきりに回(まは)る。車(くるま)の羽瓣(はね)が五色(しき)に塗(ぬ)つてある。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)