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羽村
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はむら
ふりがな文庫
“
羽村
(
はむら
)” の例文
この辺の土地を、いわゆる縄張りと称して渡世している
羽村
(
はむら
)
の
留
(
とめ
)
に、青梅の勘三という男だった。
野槌の百
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おきぬの生家は、ここからさほど遠くない、西多摩の
羽村
(
はむら
)
にある。父親の商売は豆腐屋で、おきぬは次女であるが、つてがあって半年ほど前にこのアパートに女中として住込んだ。
早春
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
一口に玉川の鮎が
不味
(
まず
)
いといいますけれども
羽村
(
はむら
)
の
堰
(
せき
)
から
上
(
かみ
)
になると鼻曲り鮎と申して味もなかなか好くなります。酒匂川の鮎も本流よりは
河内川
(
こうちがわ
)
の支流で
漁
(
と
)
れた鮎が
美味
(
おいしゅ
)
うございます。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
かねがね、疎開のお住居は、大菩薩峠の中里介山居士の生家に近い
羽村
(
はむら
)
附近とは聞いてゐたが、つい、ご不沙汰に過ぎてゐた折へ、翁の方から先にお訪ねをうけてしまつた失禮もある。
折々の記
(旧字旧仮名)
/
吉川英治
(著)
介山居士は戦争中、生れ在所の西多摩郡の
羽村
(
はむら
)
で急逝された。あれは何年のことであったろうか。
救世軍
(
きゅうせいぐん
)
の秋元巳太郎氏が葬儀委員長をされたという簡単な新聞記事を読んだ記憶がある。
西隣塾記
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
“羽村(羽村市)”の解説
羽村市(はむらし)は、東京都の多摩地域北西部に位置する市。
東京都で最も人口が少ない市である。1991年(平成3年)市制施行。
(出典:Wikipedia)
羽
常用漢字
小2
部首:⽻
6画
村
常用漢字
小1
部首:⽊
7画
“羽”で始まる語句
羽
羽織
羽搏
羽二重
羽目
羽根
羽音
羽子
羽衣
羽毛