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群行
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グンギヤウ
ふりがな文庫
“
群行
(
グンギヤウ
)” の例文
其際に常世人は、
曾
(
かつ
)
て村に生活した人々の魂を引き連れて、
群行
(
グンギヤウ
)
(斎宮群行は此形式の一つである)の形で帰つて来る。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
其山人は、山から多くの眷属を連れて、
群行
(
グンギヤウ
)
して来る。其時山人は杖をついて来て、去る時には、其山人のしるしなる杖を、地面に突き挿して帰る。
花の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
大殿祭の日の明け方、神人たち
群行
(
グンギヤウ
)
して延政門に訪れ、門の開かれるを待つて、宮廷の巫女なる
御巫
(
ミカムコ
)
等を隨へて、主上日常起居の殿舍を祓うて𢌞るのであつた。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
だが此には、
練道
(
レンダウ
)
・
群行
(
グンギヤウ
)
の守護神に扮装した来臨者の諷誦するものと言ふ条件がついて居た様である。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
だから
常世
(
トコヨ
)
ノ
思金
(
オモヒカネ
)
ノ
神
(
カミ
)
といふ名も、呪言の神が常世から来るとした信仰の痕跡だと言へよう。田植ゑ時に考・妣二体或は
群行
(
グンギヤウ
)
の神が海から来た話は、播磨風土記に多く見えて居る。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“群行”の解説
群行(ぐんこう)とは、
人や動物が群れをなして行進すること
平安時代の制度で伊勢神宮の斎宮(斎王)が任地伊勢国へ下向すること
である。本頁では後者について述べる。
群行(ぐんこう)は、伊勢神宮の斎宮(斎王)の京都から伊勢国の斎宮御所への下向、またはその発遣の儀式、群行の儀(ぐんこうのぎ)のことである。以下、混乱を避けるために斎宮(斎王)を「斎王」、斎宮御所を「斎宮」と称す。
(出典:Wikipedia)
群
常用漢字
小4
部首:⽺
13画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“群”で始まる語句
群
群集
群青
群衆
群立
群雀
群島
群来
群山
群禽