“群勢”の読み方と例文
読み方割合
ぐんぜい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのあるものは信西しんぜいのようであった。彼らは叫び、のろい、やいばをもって互いにきずつけた。その争闘ははてしないように見えた。ついに幻影の群勢ぐんぜいは格闘しながら海の中へ没した。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
こっちの団体だけですら持ち扱っているところへ、あっちの群勢ぐんぜいが加勢したら大事だいじである。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)