まと)” の例文
ると二大蛇長十余丈で渓中に遇うてあいまとうに白い方が弱い、狩人射て黄な奴を殺した、暮方にきのうの人来って大いにありがたい、御礼に今年中ここで猟しなさい
「垂仁紀」に天皇狭穂姫さほひめ皇后の膝を枕にね小蛇御頸にまとうと夢みたまいし段に似、長摩納が王を殺さんとして果さなんだところは、『吉野拾遺』、宇野熊王が楠正儀くすのきまさのりを討ち果せなんだ話に類す。