“大谷繞石”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおたにじょうせき50.0%
おほたにぜうせき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この句の作者は誰か、八雲の俳句英訳に関する最も重要な助手であった大谷繞石おおたにじょうせき氏が、この句の下に(?)をつけているのを見ると(全集第六巻)あるいは出所不明なのかも知れない。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
一週間ほど前の、僕がう寝巻に着へて居るとをこつこつ遣る人がある。誰かと思つたら大谷繞石おほたにぜうせき君だ。「倫敦ロンドン今朝けさ立つて来た。巴里パリイに二泊してマルセエユから船で日本へ帰るつもりだ」
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)