“繚繞”の読み方と例文
読み方割合
れうぜう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
し夫れ環の端なきが如く、繚繞れうぜうとして一個の道理を始より終りまで繰り返へし、秩序もなく、論式もなく、冒頭もなく結論もなく、常山の蛇の首尾こと/″\く動くが如く、其一段
明治文学史 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
其声和すれば即ち句々繚繞れうぜうして出づ、七情の動く所、声調乃ち異なり、詩人たる者此理を知らざるべからず、而して此れ文典の教へざる所、詩律の示さゞる所、之を弁知すべきもの唯耳あるのみ。
詩人論 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)