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繞石
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ぜうせき
ふりがな文庫
“
繞石
(
ぜうせき
)” の例文
二人
(
ふたり
)
で何を話したかも覚えず、
唯
(
たゞ
)
繞石
(
ぜうせき
)
君の
暫
(
しばら
)
く散髪をしないらしい頭と
莞爾
(
にこ/\
)
して居た顔とが目に残つて居る
許
(
ばか
)
りである。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
繞石
(
ぜうせき
)
君に逢はうとは思ひ
掛
(
が
)
けなかつたので、
扉
(
と
)
を開けて
這入
(
はひ
)
つて来たのも、
少時
(
しばらく
)
話した
後
(
あと
)
で
曲
(
くね
)
つた梯子段を寒い
夜更
(
よふけ
)
に降りて
行
(
い
)
つたのも芝居の人物の出入りの様な気がしてならなかつた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
繞
漢検1級
部首:⽷
18画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
“繞”で始まる語句
繞
繞囲
繞壁
繞纒
繞込