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綿撒糸
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めんざんし
ふりがな文庫
“
綿撒糸
(
めんざんし
)” の例文
綿撒糸
(
めんざんし
)
を作るにはバチスト織りの布よりも粗悪な布の方がよく、新しい布よりも
擦
(
す
)
り切れた布の方がよいということを、ジルノルマン氏はどうしても承認しなかった。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
綿撒糸
(
めんざんし
)
と弾薬とをのせた二つのテーブルと、マブーフ老人の死体がのってる一つのテーブルとを除いて、すべてのテーブルは居酒屋の外に投げ出され、防寨に積まれた。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
バスクとニコレットとは布を引き裂いて
繃帯
(
ほうたい
)
の用意をした。ニコレットはそれを縫い、バスクはそれを巻いた。
綿撒糸
(
めんざんし
)
がないので、医者は一時綿をあてて傷口の出血を止めた。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
毎日、時によると一日に二度も、門番の言うところによるとごくりっぱな服装の白髪の紳士が、病人の様子を尋ねにきて、手当てのためと言って
綿撒糸
(
めんざんし
)
の大きな包みを置いていった。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
女らは
綿撒糸
(
めんざんし
)
をこしらえ、弾型に入れるためにとかす
錫
(
すず
)
や鉛がいっぱいはいってる大きな
鍋
(
なべ
)
は盛んな炉の火にかかって煙を出しており、見張りの者らは武器を腕にして
防寨
(
ぼうさい
)
の上で番をし
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
▼ もっと見る
古布巾
(
ふるふきん
)
を引き裂いて
綿撒糸
(
めんざんし
)
をこしらえていた。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
綿
常用漢字
小5
部首:⽷
14画
撒
漢検準1級
部首:⼿
15画
糸
常用漢字
小1
部首:⽷
6画
“綿”で始まる語句
綿
綿入
綿々
綿密
綿貫
綿衣
綿服
綿津見
綿屑
綿帽子