つな)” の例文
そしてその紙帳というのは、祝詞のりと文の反古ほごつないだものに渋を塗ったのですが、偶然にも高代という二字が、頭と足先に当る両方の上隅に、同じよう跨っているのです。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)