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結城紬
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ゆふきつむぎ
ふりがな文庫
“
結城紬
(
ゆふきつむぎ
)” の例文
結城紬
(
ゆふきつむぎ
)
の二枚重ねに一本
独銛
(
どつこ
)
の博多の帯、
道中差
(
だうちゆうざし
)
をぶつこんでの、革色の半合羽に
菅笠
(
すげがさ
)
をかぶつてゐたと思ひねえ。
鼠小僧次郎吉
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
取て
突退
(
つきの
)
け名主手代を左右へ
押分
(
おしわけ
)
て
動乎
(
どつか
)
と
居
(
すわ
)
りし男を見れば下に
結城紬
(
ゆふきつむぎ
)
の小袖二ツ上は
紺紬
(
こんつむぎ
)
に二ツ
井桁
(
ゐげた
)
の
紋所
(
もんどころ
)
付
(
つき
)
し小袖を着五本手縞の
半合羽
(
はんかつぱ
)
を
羽折
(
はをり
)
鮫鞘
(
さめざや
)
の大脇差を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
結城紬
(
ゆふきつむぎ
)
、赤い座布團の上へちんまり坐つて、ノドへ
痰
(
たん
)
ばかり
絡
(
から
)
んでゐましたが、つまりはその、若い時人に怨を買ひ過ぎて、近頃自分の命を狙ふものがあつては叶はない
銭形平次捕物控:246 万両分限
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“結城紬”の解説
結城紬(ゆうきつむぎ)とは、茨城県・栃木県を主な生産の場とする絹織物。単に結城ともいう。奈良時代から続く高級織物で、本結城の工程は国の重要無形文化財。近現代の技術革新による細かい縞・絣を特色とした最高級品が主流である。元来は堅くて丈夫な織物であったが、絣の精緻化に伴い糸が細くなってきたため、現在は「軽くて柔らかい」と形容されることが多い。
(出典:Wikipedia)
結
常用漢字
小4
部首:⽷
12画
城
常用漢字
小4
部首:⼟
9画
紬
漢検準1級
部首:⽷
11画
“結城”で始まる語句
結城
結城縞
結城左京
結城朝之助
結城秀康
結城木綿
結城哀草果
結城殿
結城揃
結城郡