“経箱”の読み方と例文
読み方割合
きょうばこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また三世勝三郎の蓮生院れんしょういんが三年忌には経箱きょうばこ六個経本いり男女名取中、十三年忌には袈裟けさ一領家元、天蓋てんがい一箇男女名取中の寄附があった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
あるいは漆器の経机きょうづくえ経箱きょうばこ過去帳かこちょう、または応量器おうりょうきだとか香炉台こうろだいだとか、あるいはまた過去帳台とか位牌いはいだとかに、しばしば優れた形や塗のものにめぐり会います。いつも伝灯でんとうの深さが後に控えます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)