素燒すやき)” の例文
新字:素焼
それから口の小さい素燒すやき徳利とくりへへちまの水を詰めさしたり、白粉と紅とを取揃へたり、お鳥目てうもくを出さうとして帶の間へ手をやつた時は、先程から我慢して居た恐ろしい眠氣ねむけが急におそつて來て
素燒すやきの、ああわがいのち、輕き小甕をがめ
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)