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糸杉
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サイプレス
ふりがな文庫
“
糸杉
(
サイプレス
)” の例文
旧字:
絲杉
それはすばらしく大きな
糸杉
(
サイプレス
)
で、幹の周囲が百二十六
呎
(
フィート
)
、樹齢はごく内輪に見積っても、まず六千年は請合だと言われている。
艸木虫魚
(新字新仮名)
/
薄田泣菫
(著)
糸杉
(
サイプレス
)
の梢に巣をくむ
梟
(
ふくろう
)
は灯の光りにおどろいて飛び立ち、灰色のつばさを提灯のガラスに打ち当てながら悲しく叫びます。野狐も闇のなかに遠く
啼
(
な
)
いています。
世界怪談名作集:05 クラリモンド
(新字新仮名)
/
テオフィル・ゴーチェ
(著)
高く蔭多くそだてたもうた多くの名だたる木のうち何の実もつけない
糸杉
(
サイプレス
)
をのぞいてはどれも azad すなわち、自由なもの、といわれるものは一つもない。
森の生活――ウォールデン――:02 森の生活――ウォールデン――
(新字新仮名)
/
ヘンリー・デイビッド・ソロー
(著)
ないでしょう、ね、ないでしょう?——さあ、これを持ってらっしゃい、
糸杉
(
サイプレス
)
で作ったものよ。わたしにはまだ
真鍮
(
しんちゅう
)
のが残ってますの、リザヴェータのくれたのが。
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
ソーニャは無言のまま箱の中から
糸杉
(
サイプレス
)
のと
真鍮
(
しんちゅう
)
のと、二つの十字架を取り出した。そして自分も十字を切り、彼にも十字を切ってやった後、その胸へ
糸杉
(
サイプレス
)
の方をかけてやった。
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
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これはつまり、僕が十字架の苦しみを背負うという
象徴
(
シンボル
)
だね、へ、へ! まるで僕が今までに、苦しみ方が足りなかったとでもいうようだね!
糸杉
(
サイプレス
)
のは、つまり民間に行なわれるものなんだね。
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
“糸杉(イトスギ)”の解説
イトスギ(糸杉、学名:Cupressus)は、ヒノキ科イトスギ属の総称。サイプレス(en: Cypress)、セイヨウヒノキ(西洋檜)ともいう。世界中で公園樹や造園樹として重用される。
ヒノキ科の模式であり、ヒノキ科は英語では Cypress family(サイプレス科)と呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
糸
常用漢字
小1
部首:⽷
6画
杉
常用漢字
中学
部首:⽊
7画
“糸”で始まる語句
糸
糸瓜
糸屑
糸織
糸底
糸魚川
糸口
糸巻
糸目
糸蒟蒻