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糸巻
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いとま
ふりがな文庫
“
糸巻
(
いとま
)” の例文
旧字:
絲卷
それから、おばあさんは、女の子の手から
泉
(
いずみ
)
のなかへすべりおちた
糸巻
(
いとま
)
きもかえしてくれました。そのとき、門がしまりました。
ホレおばあさん
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
妹
(
いもうと
)
は、
唄
(
うた
)
にもあきてくると、
懐
(
ふところ
)
から、
紅
(
あか
)
い
糸巻
(
いとま
)
きを
出
(
だ
)
して、その
糸
(
いと
)
を
解
(
と
)
いて、
銀
(
ぎん
)
の
棒
(
ぼう
)
で
編
(
あ
)
みはじめていました。
銀
(
ぎん
)
の
棒
(
ぼう
)
は
日
(
ひ
)
の
光
(
ひかり
)
にきらきらとひらめきました。
灰色の姉と桃色の妹
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
女の子は
糸巻
(
いとま
)
きを
血
(
ち
)
だらけにするために、じぶんの指をつきさして、手をイバラの
垣
(
かき
)
のなかにつっこみました。
ホレおばあさん
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
糸巻
(
いとま
)
きが血だらけになりましたので、女の子は
泉
(
いずみ
)
にかがみこんで、糸巻きをきれいにあらおうとしました。ところが、糸巻きは女の子の手からするっとすべって、泉のなかにおちてしまいました。
ホレおばあさん
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
糸
常用漢字
小1
部首:⽷
6画
巻
常用漢字
小6
部首:⼰
9画
“糸巻”で始まる語句
糸巻崩