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粗目
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あらめ
ふりがな文庫
“
粗目
(
あらめ
)” の例文
床には
粗目
(
あらめ
)
のズックようのものが敷いてあって、その上に不用な調度類が、白い埃を冠って
堆
(
うず
)
高く積まれてあった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
三幕目には客間の一部分丈けが開いてゐて、他は何か黒つぽい、
粗目
(
あらめ
)
の掛布のかけてある屏風で隱されてあつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
具足は、馬の皮の裏をわざと表につかって、それへ
漆
(
うるし
)
をかけた物であるから、
粒漆
(
つぶうるし
)
が
粗目
(
あらめ
)
に出て、渋い好みであった。それを浅黄色の木綿糸で
縅
(
おど
)
したのを着ていた。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そこには、姉妹の室で見たと同じ
採光窓
(
あかりとり
)
が床にあいていて、その上を太い
粗目
(
あらめ
)
の金網で覆うてあった。
聖アレキセイ寺院の惨劇
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
粗
常用漢字
中学
部首:⽶
11画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“粗”で始まる語句
粗
粗忽
粗末
粗相
粗朶
粗笨
粗雑
粗略
粗漏
粗暴