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米舂
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こめつき
ふりがな文庫
“
米舂
(
こめつき
)” の例文
橋の上手には一本の丸太の端に水舟と杵とを持った水力応用の
米舂
(
こめつき
)
小屋があって、水舟に水が溜ると舟は下って杵が上る、とたんに水がざあとこぼれて杵が米や麦を
搗
(
つ
)
く
秩父のおもいで
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
茶山・山陽の
勤王詠史
(
きんのうえいし
)
等の諸詩文、分けて山陽「
楠公
(
なんこう
)
墓下の詩」などにて、日々二子と
米舂
(
こめつき
)
、畑うちの片手に
自
(
みず
)
からこれを誦し、またその二子(松陰兄弟なり)に誦せしめたり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
米舂
(
こめつき
)
にもなれん志願兵にもなれないが、開校式には欠くべからざる
化装道具
(
けしょうどうぐ
)
である。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
かくすること毎日少しも変わらず、例刻に到り
米舂
(
こめつき
)
場の
辺
(
あた
)
り田畑の
畔
(
あぜ
)
に
琅々
(
ろうろう
)
の声聞うれば、弟玉木文之進(松陰の叔父なり)常に笑って曰く、「ヤアまた兄さんのが始まった」と。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
米
常用漢字
小2
部首:⽶
6画
舂
漢検1級
部首:⾅
11画
“米”で始まる語句
米
米突
米櫃
米搗
米国
米原
米沢
米屋
米山
米俵