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筆尖
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ふでさき
ふりがな文庫
“
筆尖
(
ふでさき
)” の例文
学者が聞いてあきれらあ。
筆尖
(
ふでさき
)
で
旨
(
うま
)
い事をすりゃあ、お
店
(
たな
)
ものだってお払箱にならあ。おう、そうそう。お玉は三味線が弾けたっけ。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
馬琴物
(
ばきんもの
)
から
雪中梅型
(
せっちゅうばいがた
)
のガラクタ小説に
耽溺
(
たんでき
)
して居た余に、「
浮雲
(
うきぐも
)
」は何たる
驚駭
(
おどろき
)
であったろう。余ははじめて人間の
解剖室
(
かいぼうしつ
)
に引ずり込まれたかの如く、メスの様な其
筆尖
(
ふでさき
)
が唯恐ろしかった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
筆
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
尖
漢検準1級
部首:⼩
6画
“筆”で始まる語句
筆
筆蹟
筆跡
筆硯
筆太
筆者
筆法
筆頭
筆墨
筆誅