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端銭
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はしたぜに
ふりがな文庫
“
端銭
(
はしたぜに
)” の例文
旧字:
端錢
小「嘘をつけえ、三百石の田地持が六百ばかりの
端銭
(
はしたぜに
)
で江戸へ
行
(
い
)
こう筈はねえ、さアぐず/\すると
打
(
たゝ
)
ッ斬るぞ、仁助縛っちまえ」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
そのかわり私が志で、ここへわざと
端銭
(
はしたぜに
)
をこう勘定して置きます、これでどうぞ腰の痛くねえ汽車の中等へ乗って、と割って出しましただけに心持が嬉しゅうございましょう。
政談十二社
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
其の頃の
落首
(
らくしゅ
)
に「
本所
(
ほんじょう
)
に過ぎたるものが二つあり津軽大名炭屋鹽原」と歌にまで
謡
(
うた
)
われまして、十万石のお大名様と一緒に
喩
(
たと
)
えられます位になる其の
起源
(
おこり
)
は、
僅
(
わず
)
かの
端銭
(
はしたぜに
)
から取立てまして
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
銭
常用漢字
小6
部首:⾦
14画
“端”で始まる語句
端
端折
端書
端緒
端唄
端然
端近
端々
端居
端倪