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端坐
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かしこま
ふりがな文庫
“
端坐
(
かしこま
)” の例文
兄
(
あに
)
(権平氏)さんと喧嘩でもする時はチヤンと
端坐
(
かしこま
)
つて、肱を張つて、兄さんの顔を見詰め、それはイキませぬ、と云ふ様な調子でした。
千里の駒後日譚拾遺
(新字旧仮名)
/
川田瑞穂
、
楢崎竜
、
川田雪山
(著)
わななく
手頭
(
てさき
)
を引手へ懸けて、胸と共に障子を躍らしながら開けてみれば、お勢は机の前に
端坐
(
かしこま
)
ッて、一心に壁と
睨
(
にら
)
め
競
(
くら
)
。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
さて、その翌朝のことであるが、
近習
(
きんじゅう
)
の真田源五郎が信玄の前へ
端坐
(
かしこま
)
った。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“端坐”の意味
《名詞》
正しい姿勢できちんと座ること。正座。
何もせず座っていること。また、ただぼんやり一日過ごすこと。
(出典:Wiktionary)
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
“端”で始まる語句
端
端折
端書
端緒
端唄
端然
端近
端々
端居
端倪