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わらべうた
ふりがな文庫
“
童歌
(
わらべうた
)” の例文
それは、巷に歌われる
童歌
(
わらべうた
)
にも、力のない百姓の顔いろにも、何か
倦
(
う
)
み飽いた顔している市人の眼にも、明らかに、現れつつある事だったが、そんな大勢などには、当然、驚くわけもない。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
桃林はかすみ、
柳圃
(
りゅうほ
)
は小さい湖をめぐり、
白鵞
(
はくが
)
、
鴨
(
かも
)
、雁、おしどりなどの百鳥がわが世のさまに水面を占めている。畑の
童歌
(
わらべうた
)
がどこかに遠く、羊や馬、牛の群れまでがまるで画中の物だった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そんな意味もわからん謎めいた
童歌
(
わらべうた
)
が、近来しきりに
流行
(
はや
)
っていると申す
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「もらおう。ところで、あの門前でうたっている
童歌
(
わらべうた
)
は」
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その頃、岡崎、浜松あたりの
童歌
(
わらべうた
)
にも
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“童歌”の解説
童歌(わらべうた)とは、こどもが遊びながら歌う、昔から伝えられ歌い継がれてきた歌である。伝承童謡(でんしょうどうよう)、自然童謡(しぜんどうよう)ともいう。民謡の一種ととらえられるものもある。
(出典:Wikipedia)
童
常用漢字
小3
部首:⽴
12画
歌
常用漢字
小2
部首:⽋
14画
“童”で始まる語句
童
童子
童女
童形
童謡
童児
童貞
童男
童謠
童僕