窘付きめつけ)” の例文
付け其上に悴惣内夫婦の者を殺したる爰な大惡人あくにんめと泣聲に成て窘付きめつけれども九助はたゞとぢて物言ず居たりしは誠に覺悟を極しと見えいとゞあはれまさりける
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
離縁りえんに及びし段不屆き至極と窘付きめつけるを九助は無念むねんの事に思ひ恐ながら全く以て遺恨などとは存も付ませぬ儀にてすでに惣内と不義ふぎある女房にくやつとは存候へ共現在伯父九郎兵衞が娘故義理を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)