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稍
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こずゑ
ふりがな文庫
“
稍
(
こずゑ
)” の例文
春の頃野山の
樹木
(
きゞ
)
の下
枝
(
え
)
は雪にうづもれたるも
稍
(
こずゑ
)
は雪の
消
(
きえ
)
たるに、シガのつきたるは玉もて作りたる
枝
(
えだ
)
のやうにて見事なるものなり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
これより他木さらになく、俗に唐松といふもの風にたけをのばさゞるが
稍
(
こずゑ
)
は雪霜にや
枯
(
から
)
されけん、
低
(
ひく
)
き森をなしてこゝかしこにあり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
春の頃野山の
樹木
(
きゞ
)
の下
枝
(
え
)
は雪にうづもれたるも
稍
(
こずゑ
)
は雪の
消
(
きえ
)
たるに、シガのつきたるは玉もて作りたる
枝
(
えだ
)
のやうにて見事なるものなり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
これより他木さらになく、俗に唐松といふもの風にたけをのばさゞるが
稍
(
こずゑ
)
は雪霜にや
枯
(
から
)
されけん、
低
(
ひく
)
き森をなしてこゝかしこにあり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
俊頼朝臣
(
としよりあそん
)
に「
降雪
(
ふるゆき
)
に
谷
(
たに
)
の
俤
(
おもかげ
)
うづもれて
稍
(
こずゑ
)
ぞ冬の
山路
(
やまぢ
)
なりける」これらは
実
(
じつ
)
に越後の雪の
真景
(
しんけい
)
なれども、此あそん越後にきたり玉ひしにはあらず、
俗
(
ぞく
)
にいふ
哥人
(
かじん
)
は
居
(
ゐ
)
ながら
名所
(
めいしよ
)
をしるなり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
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俊頼朝臣
(
としよりあそん
)
に「
降雪
(
ふるゆき
)
に
谷
(
たに
)
の
俤
(
おもかげ
)
うづもれて
稍
(
こずゑ
)
ぞ冬の
山路
(
やまぢ
)
なりける」これらは
実
(
じつ
)
に越後の雪の
真景
(
しんけい
)
なれども、此あそん越後にきたり玉ひしにはあらず、
俗
(
ぞく
)
にいふ
哥人
(
かじん
)
は
居
(
ゐ
)
ながら
名所
(
めいしよ
)
をしるなり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
稍
漢検1級
部首:⽲
12画
“稍”を含む語句
稍々
稍〻
稍深
稍霎時
稍難航
稍覚暖
稍羞
稍緒
稍疲
稍然
稍明
稍後
稍傲
稍仰向
稍事
稍久
稍与二月気候相似
稍〻物