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称呼
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しょうこ
ふりがな文庫
“
称呼
(
しょうこ
)” の例文
旧字:
稱呼
また言葉の
称呼
(
しょうこ
)
に、長少の別なく子供までも、上士の者が下士に対して
貴様
(
きさま
)
といえば、下士は上士に
向
(
むかっ
)
てあなたといい、
来
(
き
)
やれといえば
御
(
お
)
いでなさいといい、足軽が
平士
(
ひらざむらい
)
に対し
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
しかし現実のあり方から見れば、そのような
卑
(
いや
)
しい
称呼
(
しょうこ
)
が一番適当しているのかも知れなかった。にがい思いが
咽喉
(
のど
)
までのぼって来たが、彼はそれをおさえて高城に問い返していた。
日の果て
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
その人びとの間では、かりにその女性を、
祇園女御
(
ぎおんのにょご
)
とよんでいた。
女御
(
にょご
)
、
更衣
(
こうい
)
は、宮中の
称呼
(
しょうこ
)
なので、わざと、地の名をつけてよび、世間には、退官の寵姫のように、見せつくろっていたのである。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“称呼”の意味
《名詞》
称 呼(しょうこ)
呼び名、呼称。
名前を口に出して言うこと。
《動詞》
称呼する(しょうこ)
名前を口に出して言う。
(出典:Wiktionary)
称
常用漢字
中学
部首:⽲
10画
呼
常用漢字
小6
部首:⼝
8画
“称”で始まる語句
称
称名
称讃
称揚
称讃浄土仏摂受経
称賛
称讃浄土摂受経
称翫
称徳
称嘆