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私
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わッし
ふりがな文庫
“
私
(
わッし
)” の例文
「旦那、
私
(
わッし
)
ゃあ催眠術が大嫌いなんだから、もうお止しなさい。何だか人のかけられるのを見てさえ、頭が変になるんです。」
幇間
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
そうですか。
私
(
わッし
)
ゃまたお上さんがお近しいから、そんな縁引きで今度親方のとこへも来なすったんだと思いまして……いえね、金さんの方じゃ知んなさらねえようだが、私ゃ以前あの人の家のじき近所に小僧を
深川女房
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
私
(
わッし
)
はね、旦那。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「梅ちゃんにこんなに可愛がって貰えりゃあ、後生よしに違いありゃせん。日頃の念が届いて、
私
(
わッし
)
ゃあ全く嬉しゅうがす。」
幇間
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「全くです。だから
私
(
わッし
)
なんざあ、昔からついぞ腹と云うものを立てたことがありません。それと云うのが矢張道楽をしたお蔭でございますね。………」
幇間
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
“私”の意味
《人称代名詞》
(わたし、わたくし)一人称。
(出典:Wiktionary)
“私”の解説
私(し、わたくし)は、仕事場などの社会的集団の中における人間の属性と対比して、一個人としての属性を示すときに用いられる言葉である。
この意味における反対語は公(こう、おおやけ)である。例えば、「私用」は仕事に関係のない行動や物品を指し、「公用」はもっぱら仕事上の行動や仕事に用いる物品を指す。
(出典:Wikipedia)
私
常用漢字
小6
部首:⽲
7画
“私”を含む語句
私等
私語
私達
私通
私生児
私共
私宅
私室
私娼
私部
私刑
私窩子
歇私的里
私娼窟
私曲
私家
私怨
私事
私淑
私方
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