神風かみかぜ)” の例文
神風かみかぜを起こしてあのをふくらせ、水夫かこうでの力を二倍にし、鳥のごとくにすみやかにこの岸に着かしめたまえ。(鳥居とりいのほうに走り出そうとする)
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
そも松澤まつざは新田につたらが祖先そせんきこえしは神風かみかぜ伊勢いせひとにてつと大江戸おほえどこゝろざし
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
神風かみかぜの吹く伊勢の海の
これぞ神風かみかぜ
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)