“神降”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かみおろ75.0%
かんくだ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
死人があるとすぐに葬るが、幾日かの後に(多くは三日)、魂分たまわかれまたは魂離たまばなれと称して、ユタを招いて神降かみおろしの式を行う。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
李傕の陣中には、巫女みこがたくさんいた。みな重く用いられ、絶えず帷幕いばくに出入りして、なにか事あるごとに、祭壇に向って、いのりをしたり、調伏ちょうぶくの火を焚いたり、神降かみおろしなどして
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
玄明どの。不死人が、くだくだ申しておるのは、それ、三名して、昨夜ひそかに仕組んでおいたあの神降かんくだりの宴遊戯うたげあそび
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)