“かみおろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
神降60.0%
神下40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人が病気になって神降かみおろしという者に考えてもらうと、水神のたたりだという場合が多いそうであります、水神様が水の上に五色の糸をて、機を織って遊んでいられるのを
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
その時分にチベット政府が例のネーチュンなる神下かみおろし、気狂いのいう事を聞いてシッキムの国境へこれまでなかったところの城を一つ築いた。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
大助はとうとい事を発明した。それは狐憑きつねつきを呼んで来て、神下かみおろしをかけて、一々名前を訊き出すといふ事だ。大助は狐憑きの言ふが儘に、ちやんと十九人の名前を書きとめたものだ。
そのうちのよいのを二つ取って、例の神下かみおろしに尋ねてどっちがいいかということを聞いて、その一つを取るんです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
その家族等は決してラマなりあるいは神下かみおろしなりを不明であるというて、うらむこともなければ悪口をいいもしない。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)