トップ
>
神明前
>
しんめいまえ
ふりがな文庫
“
神明前
(
しんめいまえ
)” の例文
芝の柴井町、近江屋という糸屋の娘おせきが
神明前
(
しんめいまえ
)
の親類をたずねて、五つ(午後八時)前に帰って来た。あしたは十三夜で、今夜の月も明かるかった。
影を踏まれた女
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
其の翌晩また芝
神明前
(
しんめいまえ
)
から出火致しまして、芝
片門前
(
かたもんぜん
)
本芝
(
ほんしば
)
残らず焼払って、お浜で鎮火致し、たった二日の間に江戸大半を焼き尽しましたが、これは開けぬ昔のお話で
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ソレでも五本や十本はあったと思う、
神明前
(
しんめいまえ
)
の
田中重兵衛
(
たなかじゅうべえ
)
と云う刀屋を
呼
(
よん
)
で、
悉
(
ことごと
)
く
売払
(
うりはらっ
)
て
仕舞
(
しまっ
)
た。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
嘉永
(
かえい
)
元年九月十二日の宵である。芝の
柴井町
(
しばいちよう
)
、
近江屋
(
おうみや
)
といふ糸屋の娘おせきが
神明前
(
しんめいまえ
)
の親類をたづねて、五つ(午後八時)前に帰つて来た。あしたは十三夜で、今夜の月も明るかつた。
影を踏まれた女:近代異妖編
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“神明”で始まる語句
神明
神明様
神明町
神明樣
神明社
神明造
神明仏陀
神明憑談
神明社内
神明恵和合取組