神力しんりき)” の例文
征伐せいばつあられしも悉々こと/″\く此八幡宮の神力しんりきに因所なればじつに有難き御神おんかみなり然ば末代まつだいに至る迄此御神を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
心の誠というものは神力しんりきのあるものである。此の女の心の誠は老主人の心に響いたのであろう。主人の面には甘さも苦さも無くなって、ただ正しい確乎しかとした真面目さばかりになった。
雪たたき (新字新仮名) / 幸田露伴(著)