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祇園祭
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ぎおんまつり
ふりがな文庫
“
祇園祭
(
ぎおんまつり
)” の例文
春蚕
(
はるこ
)
が済む頃は、やがて土地では、
祇園祭
(
ぎおんまつり
)
の季節を迎える。この町で養蚕をしない家は、指折るほどしか無い。
寺院
(
おてら
)
の
僧侶
(
ぼうさん
)
すらそれを一年の主なる収入に数える。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
京都の
壬生
(
みぶ
)
念仏や牛祭の記は見た事もあるがそれも我々の如き実地見ぬ者にはまだ分らぬことが多い。
葵祭
(
あおいまつり
)
祇園祭
(
ぎおんまつり
)
などは陳腐な故でもあらうがかへつて細しく書いた者を見ぬ。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
思い出せば、古いことじゃが、そなたが十六で、われらが
二十
(
はたち
)
の秋じゃったが、
祇園祭
(
ぎおんまつり
)
の折に、河原の掛小屋で二人一緒に、
連舞
(
つれまい
)
を舞うたことを、よもや忘れはしやるまいなあ。
藤十郎の恋
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
折からこの地の
祇園祭
(
ぎおんまつり
)
で
樽神輿
(
たるみこし
)
を
舁
(
かつ
)
いだ子供や大供の群が目抜きの通りを練っていた。
高原
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
“祇園祭”の解説
祇園祭(ぎおんまつり)は、京都市東山区の八坂神社(祇園社)の祭礼で、明治までは祇園御霊会(ぎおんごりょうえ、御霊会)と呼ばれた。貞観年間(9世紀)より続く京都の夏の風物詩である。
(出典:Wikipedia)
祇
漢検準1級
部首:⽰
9画
園
常用漢字
小2
部首:⼞
13画
祭
常用漢字
小3
部首:⽰
11画
“祇園”で始まる語句
祇園
祇園精舎
祇園会
祇園町
祇園林
祇園女御
祇園藤次
祇園囃子
祇園守
祇園巴