“樽神輿”の読み方と例文
読み方割合
たるみこし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何處かで祭の太鼓、まだ朝のうちだといふのに、樽神輿を揉んでゐるらしい、子供達の聲などが、遠くの方から搖り上げるやうに聽えます。
この駕籠は籐椅子を二本の長い竹に結び、二人の鮮人の舁子が担ぐのだが、樽神輿にでも乗った気持ちで甚だ快い。
淡紫裳 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
今も今とて樽神輿のうわさをしていたところだった。青ぐろく引っれている彦兵衛の顔を見ると、同心たちは、おかしくなったのであろう、干鯣を裂きながら、笑って云った。
鍋島甲斐守 (新字新仮名) / 吉川英治(著)