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知県
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ちけん
ふりがな文庫
“
知県
(
ちけん
)” の例文
旧字:
知縣
知県
(
ちけん
)
様はやっぱり元の位置にいて何か名目が変っただけだ。挙人老爺は何になったか——これ等の名目は未荘の人には皆わからなかった。
阿Q正伝
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
知県
(
ちけん
)
は、彼を白洲へ曳き出して、調書一切を読み聞かせ、さらに次の通り言い渡した。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
明
(
みん
)
代のことである。
帰安
(
きあん
)
県の
知県
(
ちけん
)
なにがしが赴任してから半年ほどの後、ある夜その妻と同寝していると、夜ふけてその門を叩く者があった。知県はみずから起きて出たが、暫くして帰って来た。
中国怪奇小説集:16 子不語(清)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
すでに町中は
坩堝
(
るつぼ
)
のような騒ぎである。
知県
(
ちけん
)
の役署でも、はや
獅子橋畔
(
ししきょうはん
)
の事件は知っていたし、刑事役人は、諸方へ飛んでいたことだから、手順、取調べなども、なに一つさし
障
(
さわ
)
りはない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼等は——
知県
(
ちけん
)
に鞭打たれたことがある。紳士から
張手
(
はりで
)
を
食
(
くら
)
ったことがある。小役人から
嚊
(
かかあ
)
を取られたことがある。また彼等の親達が金貸からとっちめられて
無理死
(
むりじに
)
をさせられたことがある。
狂人日記
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
知
常用漢字
小2
部首:⽮
8画
県
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
“知”で始まる語句
知
知己
知人
知合
知悉
知行
知識
知辺
知恵
知盛