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張手
ふりがな文庫
“張手”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はりて
75.0%
はりで
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はりて
(逆引き)
角力で言えば
張手
(
はりて
)
というやつだ。こいつを二つ三つくらわせたら、泣かぬ女はありますまい。
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
鍛
(
きた
)
えぬかれた
小具足術
(
こぐそくじゅつ
)
の秘力は、機先を制して、のっけから唖を圧倒した。隙間を与えない鉄拳と
張手
(
はりて
)
の攻撃は、唖の、頭、頬げた、向うずね、所きらわずにいためつけた。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
張手(はりて)の例文をもっと
(3作品)
見る
はりで
(逆引き)
彼等は——
知県
(
ちけん
)
に鞭打たれたことがある。紳士から
張手
(
はりで
)
を
食
(
くら
)
ったことがある。小役人から
嚊
(
かかあ
)
を取られたことがある。また彼等の親達が金貸からとっちめられて
無理死
(
むりじに
)
をさせられたことがある。
狂人日記
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
張手(はりで)の例文をもっと
(1作品)
見る
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
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