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真砂路
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まさごじ
ふりがな文庫
“
真砂路
(
まさごじ
)” の例文
旧字:
眞砂路
岸辺の
木立
(
こだち
)
絶えたる処に、
真砂路
(
まさごじ
)
の次第に低くなりて、
波打際
(
なみうちぎわ
)
に長椅子
据
(
す
)
ゑたる見ゆ。
蘆
(
あし
)
の
一叢
(
ひとむら
)
舟に触れて、さわさわと声するをりから、岸辺に人の足音して、木の間を出づる姿あり。
うたかたの記
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
園をかこめる低き
鉄柵
(
てっさく
)
をみぎひだりに結いし
真砂路
(
まさごじ
)
一線に長く、その果つるところに
旧
(
ふ
)
りたる石門あり。入りて見れば、しろ
木槿
(
もくげ
)
の花咲きみだれたる奥に、
白堊
(
しらつち
)
塗りたる
瓦葺
(
かわらぶき
)
の高どのあり。
文づかい
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
園
(
その
)
をかこめる低き
鉄柵
(
てっさく
)
をみぎひだりに結ひし
真砂路
(
まさごじ
)
一線
(
ひとすじ
)
に長く、その果つるところに
旧
(
ふ
)
りたる石門あり。
入
(
い
)
りて見れば、しろ
木槿
(
もくげ
)
の花咲きみだれたる奥に、
白堊
(
しろつち
)
塗りたる
瓦葺
(
かわらぶき
)
の高どのあり。
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
砂
常用漢字
小6
部首:⽯
9画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“真砂”で始まる語句
真砂
真砂町
真砂座
真砂子