“真東”の読み方と例文
旧字:眞東
読み方割合
まひがし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
針路を真東まひがしにとることは無理だ。無理にそれをやるとボートが沈没してしまうし、船員が疲れ切って大事をひきおこす危険がある。
幽霊船の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「弥二右衛門、いみじくもいうたり。信長の意中も、それよ。今こそ義元の首に会わん。田楽狭間でんがくはざまは、この道を真東まひがしよな」
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
真東まひがしやただにり立つおほきなる鉄鈷雲かなとこぐもは一つ根の雲
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)