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眉端
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びたん
ふりがな文庫
“
眉端
(
びたん
)” の例文
而
(
しこう
)
してさらに外患の
眉端
(
びたん
)
に迫るを見たり。この内
自
(
おのず
)
から潰解せんとする社会を
率
(
ひき
)
い、如何にして、猛然として
来
(
きた
)
り迫る外患に応ずるを得んや。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
皆まで聞かないうちに、曹操の
眉端
(
びたん
)
はピンとはね上がっていた。烈火の如き怒りをふくんだ気色である。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
天下をして寛政大改革に
謳歌
(
おうか
)
せしめざりしならば、徳川幕府の命数は、既に
眉端
(
びたん
)
に迫り
来
(
きた
)
りしなり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
体つきからしても、堂々たる巨漢であるし、色は小白くて、いわゆる
丹唇
(
たんしん
)
明眸であるが、眉毛が濃くて、
眉端
(
びたん
)
は眼じりから開いて上へ
刎
(
は
)
ねている。なかなかきつい顔なのだ。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
眉
常用漢字
中学
部首:⽬
9画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
“眉”で始まる語句
眉
眉間
眉毛
眉目
眉宇
眉深
眉根
眉唾
眉山
眉間尺