“相鬩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいせめ66.7%
あひせめ16.7%
そうげき16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当時の水戸藩にある才能の士で、誠でないものは奸、奸でないものは誠、両派全く分かれて相鬩あいせめぎ、その中間にあるものをば柳と呼んだ。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
群青ぐんじやうの雲の亂れと相鬩あひせめ
山果集 (旧字旧仮名) / 三好達治(著)
それは、もっとも結合しやすい両国民間の兄弟相鬩そうげき的な争闘の悲しみ、というだけではまだ十分でなかった。フランス自身のうちにおいて、国民の一部は他の一部と戦いの用意をしていた。