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相青眼
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あいせいがん
ふりがな文庫
“
相青眼
(
あいせいがん
)” の例文
さっと両名は
相青眼
(
あいせいがん
)
につけた。——居並ぶ門人たちも佐兵衛も、小浪はことさら胸を躍らせ、呼吸を詰めてじっと見まもる。
初午試合討ち
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
相青眼
(
あいせいがん
)
というのか、彼も中段、典膳も中段に構えた。そしてふたりの剣尖から剣尖までのあいだは、十歩も離れていた。
剣の四君子:05 小野忠明
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぴたり——
相青眼
(
あいせいがん
)
、すっきり爪立った栄三郎の姿に、板戸の引合せから隙見している弥生の顔がぽうっと紅をさした。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
竜之助にこの構えをとられると、文之丞はいやでも
相青眼
(
あいせいがん
)
。
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
意気地なくも——とはいうものの、あの時、あの庭の隅で、
相青眼
(
あいせいがん
)
にかまえたままのにらみあいは、いまから思うと、まるで永遠のように長かった。
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
“相”で始まる語句
相
相手
相違
相応
相好
相撲
相談
相槌
相貌
相模