“相尅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうこく60.0%
さうこく40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十干の本たる木火土金水の五行ごぎょうをそのまま木火土金水と有形物の名で押し通したから、火は木を焼いて水に消さるなどと相生そうしょう相尅そうこくの説盛んに、後世雑多の迷信を生じた。
小歌が火と云ったのを当てに、陰陽五行の何とかいう条下くだりを繰るに、木生火きひをしょうず火生土ひつちをしょうず、これが相生そうしょうだ、水尅火みずひをこくす火尅金ひきんをこくす、これが相尅そうこくだ、自分の性を知る方法は教えてないが
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
思想はたえず相尅さうこく
不可能 (旧字旧仮名) / エミール・ヴェルハーレン(著)
肉の惱みの相尅さうこく
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)