“さうこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
相剋50.0%
相尅50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
谷崎潤一郎氏も谷崎氏自身の中に東西両洋の相剋さうこくを感じてゐる。しかし僕の「西洋の呼び声」と云ふのは或は谷崎氏の「西洋の呼び声」とは多少異つてゐるかも知れない。
「お前さんの家に、全く同じ歳の女が二人居ないか。この干支えとの人は、相剋さうこくする運勢を持つて居るから、同じ屋根の下に住んで居れば、一方がきつと一方に殺される。くれ/″\も氣をつけるやうに」
思想はたえず相尅さうこく
不可能 (旧字旧仮名) / エミール・ヴェルハーレン(著)
肉の惱みの相尅さうこく
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)