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相剋
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さうこく
ふりがな文庫
“
相剋
(
さうこく
)” の例文
谷崎潤一郎氏も谷崎氏自身の中に東西両洋の
相剋
(
さうこく
)
を感じてゐる。しかし僕の「西洋の呼び声」と云ふのは或は谷崎氏の「西洋の呼び声」とは多少異つてゐるかも知れない。
文芸的な、余りに文芸的な
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「お前さんの家に、全く同じ歳の女が二人居ないか。この
干支
(
えと
)
の人は、
相剋
(
さうこく
)
する運勢を持つて居るから、同じ屋根の下に住んで居れば、一方がきつと一方に殺される。くれ/″\も氣をつけるやうに」
銭形平次捕物控:308 秋祭りの夜
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“相剋”の意味
《名詞》
相剋(そうこく)
五行説において、木克土、土克水、水克火、火克金、金克木で表される五行の滅失関係。
互いに勝とうとして争うこと。
(出典:Wiktionary)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
剋
漢検1級
部首:⼑
9画
“相剋”で始まる語句
相剋的
相剋内紛