“そうこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
相剋91.1%
相尅6.7%
総国2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
政治的には佐幕と勤王、学問的には立原(翠軒)派と藤田(幽谷)派、この二派がつねに相剋そうこくし摩擦しつつあるのが水戸の情勢だった。
新潮記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
小歌が火と云ったのを当てに、陰陽五行の何とかいう条下くだりを繰るに、木生火きひをしょうず火生土ひつちをしょうず、これが相生そうしょうだ、水尅火みずひをこくす火尅金ひきんをこくす、これが相尅そうこくだ、自分の性を知る方法は教えてないが
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
この大きな総国そうこくの祈願を機会として、できるならあるだけの人が参加し得るような、かんたんな式を設けたいものである。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)