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目映
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まば
ふりがな文庫
“
目映
(
まば
)” の例文
かくて仲善き
甲乙
(
ふたり
)
の
青年
(
わかもの
)
は、名ばかり公園の丘を下りて温泉宿へ帰る。日は西に傾いて
渓
(
たに
)
の東の山々は
目映
(
まば
)
ゆきばかり輝いている。
恋を恋する人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
一同の
目映
(
まば
)
ゆがるやうな目は、泣いた跡のやうに見えてゐる。腹の透いたのと退屈したのとで、
欠
(
あくび
)
が出る。
祭日
(新字旧仮名)
/
ライネル・マリア・リルケ
(著)
摘み出してみると、黄金色
目映
(
まば
)
ゆき、サイダーの栓抜きほどの大きさの鍵!
深夜の市長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
源の富士の腰の火柱は、とても
目映
(
まば
)
ゆくて見詰められなかった。強いて見詰めたものは、目を損いながら、火の柱の中に鬼神が珠を掴み上げる腕の形を見たとか、竜が噛み合う姿を見たとか言った。
宝永噴火
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
映
常用漢字
小6
部首:⽇
9画
“目”で始まる語句
目
目的
目出度
目前
目標
目貫
目覚
目論見
目下
目論