“目地”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めじ50.0%
めぢ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眩暈ナラ大概二三分間デ平常ニ復スルノダガ、イツマデタッテモ物ガ二重ニ見エルノデアル。障子ノさん、便所ヤ風呂場ノタイルノ目地めじ、ソレラガスベテ二重ニ見エ、カツ少シズツゆがンデ見エル。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
の如く平らかに矢の如くなほくして、目地めぢ遙かに人影を見ざる中を、可なりの速力で駛らせると、恰も活動寫眞を觀るが如くに遠くの小さな物が忽ち中位になり、大きくなつて
華厳滝 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)