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盤臺
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ばんだい
ふりがな文庫
“
盤臺
(
ばんだい
)” の例文
新字:
盤台
鰹賣が
盤臺
(
ばんだい
)
の肩をかへながら、時鳥が鳴いた空をちよいと見上げるところがあるが、東京の空を、ほととぎすが啼いてすぎる夜があるといふと、てんから嘘だとあきれ顏をする人に
初かつお
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
尤
(
もつと
)
もいま
神樂坂上
(
かぐらざかうへ
)
の
割烹
(
かつぱう
)
(
魚徳
(
うをとく
)
)の
先代
(
せんだい
)
が(
威張
(
ゐば
)
り)と
呼
(
よ
)
ばれて、「おう、うめえ
魚
(
もの
)
を
食
(
く
)
はねえか」と、
醉
(
よつ
)
ぱらつて
居
(
ゐ
)
るから
盤臺
(
ばんだい
)
は
何處
(
どこ
)
かへ
忘
(
わす
)
れて、
天秤棒
(
てんびんぼう
)
ばかりを
振
(
ふ
)
りまはして
歩行
(
ある
)
いた
頃
(
ころ
)
で。……
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
盤
常用漢字
中学
部首:⽫
15画
臺
部首:⾄
14画
“盤臺”で始まる語句
盤臺面