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『初かつお』
ふりがな文庫
『
初かつお
(
はつかつお
)
』
鰹といふと鎌倉で漁れて、江戸で食べるといふふうになつて、賣るも買ふも、勇み肌の代表のやうになつてゐるが、鰹は東南の海邊では、どこでも隨分古くから食用になつてゐる上に、鰹節の製造されたのも古いと見えて、社の屋根の鰹木は、鰹節をかたどつたものだ …
著者
長谷川時雨
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「三田新聞」1935(昭和10)年5月31日
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
着
(
ちやく
)
大根
(
おほね
)
料
(
れう
)
論
(
あげつ
)
氣負
(
きつぷ
)
漁
(
と
)
荒魚
(
あらうを
)
空
(
から
)
盤臺
(
ばんだい
)
任侠
(
にんけふ
)
中毒
(
あた
)
土
(
つち
)
社
(
やしろ
)
勇
(
いさ
)
肌
(
はだ
)
見得
(
みえ
)
五月
(
さつき
)