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盛綱
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もりつな
ふりがな文庫
“
盛綱
(
もりつな
)” の例文
馬で海を渡した例は源
頼信
(
よりのぶ
)
佐々木
盛綱
(
もりつな
)
明智光春(これは湖水)など日本で高名だが支那にもあるかしらん。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
城主の佐々木四郎高綱は、兄の
盛綱
(
もりつな
)
よりも武者としては勇武があった、髪もまだ白くはない、骨ぶしもまだ
強弓
(
つよゆみ
)
を引くに耐える、それだけに満ち
溢
(
あふ
)
るる
覇気
(
はき
)
もあった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この人の芝居でいちばん自分の感心したのは船上の
盛綱
(
もりつな
)
の物語の場である。
試験管
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
「
盛綱
(
もりつな
)
ほどの智恵者じゃないわ」
心のアンテナ
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
その源氏が、隆々と興って、治承、寿永の世にわたって、平家を
剿滅
(
そうめつ
)
して行ったころには、源平両軍が
戟
(
ほこ
)
を
交
(
まじ
)
えるところに、佐々木三郎
盛綱
(
もりつな
)
の名が功名帳に輝かないところはなかった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
あの時わしは、兄三郎
盛綱
(
もりつな
)
とともに、まだ
二十歳
(
はたち
)
にも足らぬ
生若
(
なまわか
)
い頼朝を助けに
馳
(
は
)
せ参じた。あの旗挙げの第一戦に、頼朝はさんざんにやぶれ、石橋山から
土肥
(
とい
)
の杉山へと落ちのびた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
盛綱
(
もりつな
)
様へ、お告げしておこう。盛綱様はどこにおいでかしら」
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
盛
常用漢字
小6
部首:⽫
11画
綱
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
“盛綱”で始まる語句
盛綱陣屋