“もりつな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
盛綱71.4%
守綱14.3%
盛縄14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
城主の佐々木四郎高綱は、兄の盛綱もりつなよりも武者としては勇武があった、髪もまだ白くはない、骨ぶしもまだ強弓つよゆみを引くに耐える、それだけに満ちあふるる覇気はきもあった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして即座に、鳥居とりい元忠、渡辺守綱もりつなの二臣に、手勢をさずけて、追い討ちをかけた。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それからその子盛縄もりつなも同じく法を得て奇験を現わし、飯綱の千日家せんにちけというものは、この父子より成立ち、飯綱権現の別当ともいうべきものになったのであり
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)